「海」の物語は終わらない。海は神秘に満ちています。地球の70%以上を占めているのに、実はその97%が未解明。この眼前に広がる美しく深い海の底には、まだまだ人智を超えた生命の秘密が眠っているのです。 新知見「肌の美しさの鍵を握るのは脂質」。そんな海の神秘に少しでも近づこうと、また、ダメージや加齢によって傷ついた肌の修復と再生についてのヒントを得ようと、50年以上前、それこそ創始者マックス・ヒューバー博士の時代から、たゆみなく研究を続けてきたドゥ・ラ・メールの研究所。研鑽の結果である新たなる発見は、肌の美しさの鍵を握るのはバリア機能を強化する肌自身が生み出すリピドーム(脂質)であること、そしてシーケルプからバイオ発酵技術によって作り出した海藻シーケルプファーメントに肌にとって好ましい脂質の産生を向上させ、肌の健全な脂質代謝を促す力があるという事実でした。 「よい」脂質が増えると肌に何が起こるのか?かねてより、シーケルプには抗酸化および抗炎症作用がある生物活性分子が含まれていることが知られています。リピドミクス解析という脂質解析技術は、そこからさらに一歩進んで「海藻シーケルプファーメントには同じ脂質の中でも表皮によい変化をもたらす中性脂質を増やす力があること」を明らかにしました。これはすなわち、表皮の分化と脂質代謝の促進を示しています。つまり、シーケルプのサポートによって肌自らが生み出す「よい」脂質こそが、ふっくらとして弾力のあるいきいきとした肌づくりに不可欠なエネルギー源だとわかったのです。 またひとつ「アンチエイジングのパイオニア」が新発見。よい脂質は老化の原因となる慢性的な炎症を鎮め、コントロールすることでバリア機能を正常化し、肌に生来備わる修復と再生のスピードアップにも貢献します。脂質を与えて肌を「外から」改善しようとするのではなく、肌にとって好ましい「よい」脂質を「内から」つくり出すように促すこと。また、そのようにして加齢とともに減っていくよい脂質の産生能力を取り戻し炎症が引き起こす肌の負のダメージサイクルを断ち切ること。この研究成果は肌の若返りを可能にするための大いなるヒントであり、先の日本研究皮膚科学会でも発表されたマックス ヒューバー リサーチ ラボの最新の知見です。 今も、この先も。いつだって答えは万物の母なる「海」に。こうしてまた一歩、きれいな肌の秘密に近づいた私たちですが、万物の母なる海について人間が知り得ることなど、まだまだほんのわずか。そう、壮大な海の物語は始まったばかり。ドゥ・ラ・メールはこれからも読み解きの努力を続けてまいります。 マックス ヒューバー リサーチ ラボについてマックス ヒューバーリサーチ ラボは、発酵とアンチエイジング、そして新分野のリピドミクスを専門とするドゥ・ラ・メールの研究開発機関です。 最新の研究は、海藻シーケルプファーメントが肌内部の脂質生産を向上させ、ふっくらとした若々しい肌に欠かせないリピドームを増加させることを証明しました。 また、柔らかく若さに満ちた肌のための触媒であることを実証し、その驚くべき働きも明らかにしました。 マックス ヒューバーリサーチ ラボは、細胞の自己再生力をサポートするこの海藻シーケルプファーメントをはじめとして、多くの分野でたゆまぬ研究を続けています。